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2011年9月 1日 (木)

お城の通訳

1週間前に仕事をもらった。
駆け出しガイドなので、まだ、お城についての勉強はしていなかったし、
指定された日は誕生日なので、仕事なんか、そもそも入れたくなかった。

が、せっかくだから、この仕事を受けよう。
(私に仕事をくれる)観光局も困っているだろうし。
1週間あれば、なんとかなる…。
2時間の仕事、往復と、開始前の待ち時間(ぎりぎり到着はタブー)を
入れて、3時間のことだし、お城は、パルメもまだ行った事がないので
良い機会だ、と思った。

このお城は、旧市街のはずれにある、いまでも侯爵が住むもので、部屋数
500を越す、ロンドンのバッキンガム宮殿よりも大きな物。
市のガイドである私は、名札提示で無料でツアーガイドに参加できる。

ネットで二晩調べまくって勉強した後、先週金曜日、ガイドツアーに
参加した。

な、なんと、旧市街のガイドとなるために通ったあの5ヶ月の間、一緒に
勉強した仲間のイザベルが、そのガイドさんだった。そして、良かったら、
改めてプライベートのガイドをしてあげるよ、とのこと。

90分のガイドツアーに参加している間、たくさんメモを取った。
彼女の話術と、知識の深さに関心した。
以前、歴史博物館に勉強しに行ったときも、偶然ガイドとして仕事して
いた。ガイドっぽいことをしているのは、なんとなく知っていたけど、
あのときも驚いた。そして、この日も、まさか、お城でもガイドしている
なんて、と驚いた。

私が町に下見にいったり、仕事ででかけたりする度、どこかで彼女に出会う。
一緒に勉強したガイド仲間に、ときどき会うが、なぜかイザベルとは何度も
会う。

この日、まだ決まっていなかった、31日(仕事当日)のガイドを、
私の目の前で、仕事を引き受けてくれた。そして、その前日、プライベートに
ガイドしてくれる事を約束してくれた。

なので、この1週間という時間に2回もお城を見て、仕事を入れたら3回も
お城に足を踏み入れることになる。イザベルは、プライベートでも2時間も
ガイドをしてくれた。とっても親切に教えてくれた。パルメの知らないこと、
理解できないこと、質問したら、面倒くさがらずに教えてくれた。本当に
神様みたいな存在だった。

そして、もっと驚いたことに、このお城のガイドの仕事も、まだ始めて1年にも
ならないことに、二度驚いた。あの知識の豊富さ、メリハリの利いた、
聞く人を引きつける話術…。

当日の仕事は、お客さんのミュンヘンからホテルの到着が遅れたために、
お城のガイドも30分遅らせるハプニングがあったが、間に立つ観光局が
携帯電話にタイムリーに連絡を入れてくれた。

仕事前日も、困った事はない?と、観光局の担当者が、メールをくれた。
結構ちゃんと面倒をみてくれているんだな、と観光局の仕事ぶりに、いい
印象も受けた。

通訳、という、私の苦手な分野ではあったけど、下準備がしっかり出来て
いたので、イザベルの誘導で、適当に私が説明する、という感じで、
やり易かった。それに、何より、相手が友達のような存在だから、
本当に心強かった。
お客さんの到着待ちのとき緊張していたが、到着遅れのおかげで、
少し落ち着き、結果オーライ。

めでたし、めでたし。

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