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2011年10月24日 (月)

観光ガイドをするための知識

今日は、秋晴れのいい天気。
家族で、友達一家と一緒に自然散策をした。
というか、目的は、私が日本人観光客を、いつか案内することになるであろう
バイエルン州で一番古い修道院。

ここから35kmほど離れたところだが、ちょっとしたドライブと
自然保護地区、秋の葉っぱの色、ドナウの流れ、小さな船での川下り、
などたくさんの魅力にあふれている地域。

書物を読むだけでは、絶対にガイドなんて出来ないので、
今までなかなか行くチャンスがなくて、というか
何度か行ったことはあるが、ガイドをする、という目で見たことが
なかったので、
今シーズンは、結局そういう仕事を積極的に受け入れることが
出来る状態ではなかったし、たまたま、そういう仕事に当たらなかった。

が、今日、下見をしたので、あとは、勉強を掘り下げるのみ。
お客さんと一緒に移動する際には、それはそれは、大切な会話。
目的地と関わりのある、雑学が必要になる。

今日は、帰り道、ちょっと遠回りをして、カクタ君が、車窓から
たくさん解説をしてくれた。こういうとき、地質に詳しいカクタ君は、
とってもありがたい先生。地質を勉強するということは、植物学、
生物学を含め、総合的な勉強をたくさんするようで、知識の幅が
とっても広い。もちろん化学なども…。

そこで、石灰岩の話や、ビーバーの話など、私が雑学として
知っておくと、会話がはずむと思われることに、いくつか出会った。

ガイドの仕事をする、ということは、本当に奥が深い。

今までは、旧市街のみだけだったが、新米ガイドの私でも、勝手にしゃべらせれば
2時間のみでなく、3時間でも4時間でも、話せるくらいの勢いはある。
ただ、質問されたことに、的確にいつも答えられるとは限らない。

のどが乾いたのですが、お水はどこで買えますか。
暖かい物が欲しいのですが、コーヒーは飲めません。
ドナウで釣れる魚はどんなものがありますか。
あのモニュメントは何ですか。
などなど、困らせる質問もあります。
でも、その度に、色々調べて、一つ一つの知識が増える。

お城の通訳、帝国議会ホールの通訳、などなど、一つ一つの経験を積んで、
少しずつ経験豊富なガイドへとなっていく。
先日は、急な仕事が入り、ベッドに入ったのは朝6時と、
大学受験なみの勢いだった(笑)

でも、本当に、一つ一つの新しい知識を得ていくことが、
楽しくてたまらない。その知識は、結局知っていてもどうにもならない
ことかもしれないけれど。

石灰岩が水に溶ける事も、今日知った。鍾乳洞は、石灰岩に出来ることも
初めて知った。
風化しやすいサンドストーンでも、天然のロッククライミング場が
あることも、ビーバーは迷惑な動物かと思っていたら、保護されていた
時代もあることも。シルクハットは、もともとビーバーの皮から
作られていたことも。

そして、今日、お目当ての修道院を歩いて、この季節、落ち葉で滑りやすい
石の階段などにも注目できた。

今日は、とってもたくさんの面白い勉強ができた一日でした。

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