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2013年9月 2日 (月)

小鳥を救おう

お昼前、マルリーノが鳥をつかまえた。まだ生きていた。以外と力強かった。
小さな段ボールに入れて、かくまった。体力がつくまで、と思った。

少し飛ぶ力はあったが、無理をしても、ここにはマルリーノとクローノ、
隣のオス猫マーヴィンがいる。

ところが、かくまったつもりの小鳥を残して、外に居る間、我が家の子供
が1週間でほぼ唯一見る、テレビ番組の途中に、また、マルリーノに
狙われてしまった。

今度は、背中からどんよりと濃い赤い血がにじんでいた。羽も、随分
傷ついたり、失ったりした。もう、どん底。

パルメが、ちゃんと部屋の扉を閉めていれば、または、玄関の扉を
閉めていれば、こんなことにはならなかった。

でも、ハーハー、力強く呼吸をしていた。くちばしが床につかえるくらい、
頭を下にもたげさせていた。絶望的だけれども、もしかしたら、
と微かに、期待をかけた。途中で、ときどき、頭を持ち上げる力があった
からだ。

プラスチックの網状のケースで、仮の鳥小屋を作った。止まり木として
枝を低いところに2本ほど置いた。餌は、粗挽き小麦やくるみを中心とした
冬に、野鳥のためにあげるような手作りを用意、もちろんお水も。

そのうち、止まり木に止まったり、何度か移動したり、体の向きを変えていた。

その後、外食のために、鳥を残し、2時間ちょっと出掛けた。
戻って来ると、まだ、鳥は、それ以前と同様、特に元気があるわけでもないが、
期待感を失わない程度だった。傷口の生々しさは、少しは和らいだ。

何と言う種類の鳥かな、とよく見ると、くちばしが細長い。もしかしたら、
虫を食べる鳥かもしれない、ということで、息子2人に、虫探しをお願いした。
すぐに、とっても細くて小さなミミズを持ち帰ったが、鳥は興味を示さなかった。
かといって、他の餌も食べなかった。

一番目の届く、台所に鳥かごを置いていた。夕食の支度をしながら、ちゃんと
目を見張っていた。相変わらずなので、人参を切ったりしていると…。

「ママ、鳥が死んでいる!」
って、様子を見に来たシクランが、叫ぶ。

5分くらい前には、普通に立っていた、その小鳥は、本当に床に横たわっていた。
不自然な状態。呼吸をしている様子もない。

子供達も皆で協力して、長期戦覚悟で、鳥の回復を祈っていたが、
さすがに、二度目の、マルリーノの攻撃には、どうすることもできなかったらしい。

仮に、体力が回復したとしても、あれだけぼろぼろになった羽では、どこにも
飛ぶ事が出来なかったと思う。長くて立派な羽も、多分8本くらい抜け落ちている。
二度の猫の攻撃はもちろんのこと、鳥かごの中でも、3本くらい失っていた。
残りのしっぽの羽は、1本であった。

マルリーノは、猫としての仕事を果たしただけ。
鳥を殺しても、じゃれてあそんで、その後はそもそも、見向きもしない。
あのまま、一思いに殺されても、結果的には、変わらなかった。
辛い思いを、7時間もさせてしまっただけに、過ぎなかった。

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