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2013年9月11日 (水)

クローノと別れの後

実は、クローノとの別れが決まった頃、ルックは、熱を上げ始め、
弱り切っていた。
4歳という小さな男の子は、猫にとっては、がちゃがちゃする、
あまりありがたくない存在なのだが、ルックは、なぜか、猫に
好かれる子であり、ルック自身も、動物がとっても好き。

ルックは、涙を流して、クローノとの別れの話を聞いていた。

別れの前から、急にシクランは、目を赤くして、泣いていた。
さっきまで家で寝ていたクローノが外に出たがるので、
エファやシクランが付き添って、少しクローノは外を散歩した。
パルメも、クローノの写真を慌てて撮影。とっても素敵な写真
が出来た。

クローノが居なくなった瞬間は、ルックは、もう熱のため、ソファで
眠っていた。

パルメも泣いた。それが、皆のためにいい、最高の決断であると
は分かっていたけれど、クローノはいい猫。手放すのは、あまりにも
惜しい。

トントンは、動物に対しては、ちょっとクール。
平気な顔をしている。あまり、悲しくないようだ。マルリーノのためでしょ、
という素っ気ない感じ。

シクランは、気になって仕方がなく、エファの家に、その後電話をかけ、
少し安心したようだ。

夜、子供が寝入ってから、エファのお母さんが電話をしてきてくれた。
クローノが落ち着かず、あちこち探索していること、エファの目が赤くはれ
鼻水が止まらないこと。それが、猫アレルギーなのか、風邪をひいたのか
分からないとのこと。

一方のマルリーノは、いつものように外出しても食事に戻ると、その後
ゆったりと家に居た。また外出しても、しばらく遊んで帰宅、ソファで
くつろいだ。たまたまクローノが居ないからなのか、落ち着かなかった
我が家の一瞬の様子から、本能的に、何かを悟ったのか。

そして、夜11時半。窓の外から、猫の声がする。まさかクローノではないはず…。

ここ何か月も、下手したら半年近くも我が家に顔を出さなかったリコーが
お腹を減らして立って居た。

一瞬ためらったが、食事を与えることにした。
久しぶりだから、ちょっと警戒をして、時々うなり声をあげていたが、
与えたら与える分だけ食べ、しばらくして居なくなった。
マルリーノも、リコーに気付き、外に出て行ったが、気付いたら、すぐに
戻って来ていた…。

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