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2013年9月11日 (水)

マルリーノのために

母猫のマルリーノは、メス猫らしく、活動的に外回りをする猫である。
が、一方で、猫らしく、優雅にソファーでお昼寝したり、人間に、一定の
距離は置くものの、私達家族を受け入れ、慕ってくれる猫である。

が、しかし、
4匹産まれた子猫のうち、特にシクランとパルメの希望で手元に残された
クローノの存在が、マルリーノに安らかな毎日を与えていないことは、
明らかだった。

クローノは、1歳3か月弱。いたずらっこだったけど、成長とともに、
多少は落ち着き、人間好きで、誰からも喜んで撫でてもらい、それが、
家の歩道を歩く若者であろうが、構わない。
夜、隣の(猫好きな)家に上がり込んでは、そこの奥さんの足元に
添い寝することもあった。(ご主人なら、追い出されるところを、クローノは
同じベッドに寝ても良いらしい…)

のどをすぐにゴロゴロならし、足元にすり寄って来るので、とっても人に
好かれる。

去勢手術をするまでは、カクタ君を猫アレルギーで悩ませていたが、
それも治まり、我が家の一員として、問題なく毎日を過ごして来た。

が、少し前から、私達は考え始めた。
マルリーノは、一生休まる家を持つ事がない。かわいそう。(なぜなら、
マルリーノは、猫の王様のような存在で、これ以上いい猫には巡り会えない
と思われるくらい、私達にとっては、宝物だから)

クローノのことは、大好きだけど、クローノなら、どこの誰とでも仲良くやれる。
最初、慣れるまでは辛いかもしれないけれど、彼なら誰にでも好かれるし、
どこでも生きて行ける。そう、思った。

一方で、シクランの親友エファの家は、以前からトラ猫が欲しかった。
ただ、クローノ達が産まれた時は、まだ、心配性のお母さんが、猫を飼うことに
反対し続けていた。

が、そのお母さんも、やっぱりトラ猫が欲しい。でも、欲しいと思ったときには、
どこにも、そんな素敵なトラ猫はいない。今でも、まだあきらめていない。どこか
トラ猫はいない??? と、最近尋ねられた。

そこで、クローノで良ければ…と、話を始めた。
それは、10日くらい前のこと。
そして、エファ達は、1週間旅行に出かけ、戻って来て数日。
今日、久しぶりに、エファが、我が家に来た。

その間、シクランとも、色々話し合った。マルリーノのために、ということで、
しかも、1km離れたエファの家なら、ということで、納得を得る事が出来た。
が、実は、急展開。
夏休み終了が、秒読み段階の今日、あげるなら今、ということで、
急遽話が進み、夕方、クローノは、連れて行かれた。

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