音楽

2015年11月11日 (水)

サックスのレッスン

トントンが唇を腫らした翌日に、サックスのレッスンがあった。
もしかしたら、吹けるだろうけど、念のため断ることにした。
でも、そうすると、先生に空き時間が出来るから、それなら
いっそうのこと、パルメが代わりにレッスンを受けさせてもらえる
かな、と思い、お願いしたら、勿論!と一つ返事で、オッケーが出た。
一通り音は出るが、上手に吹きたい。
レッスンを受けたら、下唇が中に入りすぎている状態で吹いていることが
分かった。タンギングの仕方は、イマイチわからないが、これは
練習していけば、こつがつかめそうだと思った。
30分の短いレッスン、そして、次回いつ次のレッスンを受けるチャンス
があるかは分からないが、とても貴重な時間だった。

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2015年11月 6日 (金)

ショックなお知らせ

地元の教会音楽金管4重奏のリーダーであるペーターから

電話があった。
いつも、11月から春まで、時々教会のミサで演奏するので、
ああ、もうそんな時期になったのかぁ、と思った。
それで、いつなのよ、と切り出したら、実は、そうじゃないんだ、
とのこと。
なんと、このバンドの生存の危機だったのだ。
ペーターと知り合ったのは、シクランがまだ小さく、お腹の中に
トントンが居た頃、つまり、8〜9年も前のこと。
トロンボーンを吹いていたおじいさんであるペーターに、
私も、小学生の頃、トランペット吹いていたのよ、と話しかけたのが
きっかけで、お声がかかり、仲間に入れてもらったのだった。
当時は、ドイツに楽器を持っていなかったので、古い楽器を借りて
吹いた。15年ぶりくらいに吹いたので、やっと音が出たくらいだった。
これをきっかけに、日本に帰国した時に、楽器を調達した。
これがきっかけで、再びトランペットを吹くこととなった。
ところが、このペーターが、もうトロンボーンから引退することを
決心したのだとか。他にも、教会のミサでは、パイプオルガンを
演奏していて、年間100ものミサを受け持っていると、今年始めに
聞いたばかりだった。しかも複数の教会を掛け持ち。なので、もう
トロンボーンに見切りをつけ、少し落ち着きたいのだとか。
彼は、70代後半くらいだろうか。
気持ちはよく伝わったし、彼は、それを悲しい決断と思わず、
明るく、すっきりした気持ちである、とのこと。
一方、パルメは、なんかガクっと、きた。ショックだった。
面倒見の良いおじいさんで、いつも話しかけてくれたし、
カトリックでないパルメに難しい状況を、分かり易く解説して
くれた。しつこいくらいに、面倒がらずに、なんでも丁寧に
教えてくれた。
代わりの人がいればいいのだが。
トロンボーンを吹く人を見つければいいのなら、見込みはある。
が、地元の教会で演奏する人達は、掛け持ちであちこち活躍
している人が多く、毎回時間を作れる人を探すのも難しいし、
リーダー役、世話役をつとめられる人でないと駄目。
なぜなら、例えばクリスチャンは、宗教関連にも深い知識があり、
教会音楽にも精通し、演奏もずば抜けて上手。
なのに、人をまとめることを極端に嫌い、責任を持ちたがらない
ため、自分で決断することを避ける人。
もう一人のヴォルフガングは、4つくらいのバンドに所属。急がし過ぎ。
残るパルメは、宗教的な、または宗教音楽の知識もゼロなので、
イエスマンとして演奏するしか出来ない。
なので、的確なリーダー役が必要なのだ。
ペーターなしで、この教会音楽を続けるのは、パルメにとっても
難しい。他のメンバーも良い人だが、ペーターが居たからこそだった。
また、近々、このバンドの行方について、ペーターが連絡してくれることに
なっているが、どうにか、今までの感謝の気持ちを伝えたい、と
思った。
ペーターが居なかったら、私は、もう二度とトランペットを吹いて
いなかったかもしれない。そしたら、今パルメにとって大切な、
自分の中の音楽の地位が、変わっていたはず。

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ギターが面白い

久しぶりにギターを引っ張りだしてきた。

理由は、ルックがビートルズにはまったため、一緒に
歌を口ずさみたかったから。
まずは、歌を歌えるようにならないといけない。
なので、無料の楽譜をネットで探すが、ない。
著作権の問題だから、探しても無駄。
ギターなら、簡単なコードであれば弾けるから、
適当に、ジャカジャカ(右手の動きの表現)弾いてみると
メロディーが頭に浮かんで来て、
分けも分からない英語の歌詞でも歌える、歌える。
ギターって、面白いねぇ、と気付く。
姿勢悪く、コンピューターの前に座って、長い間
ギターを弾いたので、背中が痛くなった。
(その後、ついつい、クラシックの名曲も挑戦し、
とうとう2時間も費やしたので、仕方ない…)

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2015年10月22日 (木)

トントンは音楽の才能がないのではなく、ロックンロールなんだ

トントンは、ギター、ピアノ、サックスと、少しずつ音楽を学んできた。

調子のいい音楽が流れて、体を動かすのは、我が3人の子供の中で
トントンが一番。
どうやら、クラシックは興味がないものの、ロックンロールならいいらしい、
というのが今日、分かった。
僕たちは、壁が揺れるまでパーティーするんだ、とドイツ語で
作詞作曲したロックを歌い、踊りまくるトントン。
よし、ギムナジウム(5年生〜)に入ったら、バンドに入って、エレキを弾こう!と
調子に乗り始めた。エレキを途中でサックスに持ち替え、素敵なソロを奏でる…。
ああ、なんか、パルメとトントンがそういう話になると、盛り上がる、盛り上がる。パルメもビール飲んでいるから、調子いいし…。

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2015年10月10日 (土)

ひょんなことからフルートを…

パルメは、かわいいものより、かっこいいものが好き。

楽器もフルートなんて、女っぽい楽器は好きじゃなかった。
フルートなら、男の人が吹くならクールだと思っていた。
でも、ひょんなことから、フルートを習うことになった。
というのも、ドイツ最古の音楽学校の学生さんで、もともと
フルートを専門とした日本人女性と知り合ったからだ。
別れ際、電撃が走ったように、急にフルートを習いたいという
衝動にかられた。
この先生と出会った8日後に楽器を購入、そして、早速レッスンを
受けた。プロ中のプロの、楽器に対する思い入れ、楽器を
信じられない程大切に扱う先生を見て、本当に学ぶことが
多いと思った。楽器購入時には、先生が試し吹きをして
楽器を選んでくれたが、この日も、色々教わることがあった。
最初のレッスンでは、楽器の扱い方、掃除の仕方などの、
注意点を、その理由とともに習った。日本人ならではの心の行き届き様
にびっくり。
フルートの音を出すことが難しいということも知らなかったパルメ。
そして、先生が傍にいると、音らしい音が出る。
魔法の手によって、出ない音を出させてもらう感じ。
フルートのレッスンそのものも、とてもすばらしいものだったが、
それ以上のことを教わったレッスンだった。

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2015年7月 8日 (水)

ビッグバンド

ここ1年、パルメは毎週レーゲンスブルクのビッグバンドで、
トランペットを吹いている。

ここのメンバーは、上手な人ばかり。
指揮者は音楽学校のサックスの先生。
メンバーの中で、目立ってサックスの上手なおじさん、ヨーグは、
ピアノもドラムもクラリネットもなんだって出来る人で、
この月曜日の練習日には、なぜか、指揮棒を持った。
いつものピアノの人が遅く来たので、その人が来るまでは、
普段指揮をするセバスチャンがピアノを弾いた。
ドラムのヤコブが欠席のとき、テナーサックスのフェリックス(まだ学生)
がドラムを叩いた。彼は本来ドラマーで、サックスはメインの楽器では
ないようだ。
この月曜日、ヤコブもフェリックスもお休みだったときは、
トランペットのおじさんがドラムを叩いた。彼は学生時代にドラムを
やっていたらしいが、楽譜なしでドラムを叩いたらしい。
いやあ、本当すごい。
セミプロレベルの音楽家で、3名の学生を除いては、全ておじさん、おばさん。
子供が3人居る人やら、もう退職している人など、
合計およそ30人くらいの集まり。
楽器が出来る人は、やっぱり複数こなして当たり前の世界なんだと
改めて思った。
そういうパルメも、今まで、ピアノやギター、トランペットにトロンボーンと
経験を積み、子供の影響でユーフォニアムやサックスまでも手を伸ばしている
が、このビッグバンドのメンバーのように、本格的な音楽には、手が
届かない。
でも、仲間に入れてもらっているだけ、毎週練習を楽しめるだけ、
幸せ者ある…。

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2015年1月20日 (火)

トランペット、やる気満々

ここ1〜2週間、実は、色々トランペットを吹く上で、

刺激を与えられている。
ビッグバンドの他のメンバーの上手さもパルメを刺激する。
上手といってもレベルが違うから、悔しい気持ちはなく、
あこがれ。でも、ヘタクソだと思っていた二人も、パルメより
上手だと認めざるを得ないときがある。
一人は、ソロをアドリブを入れて上手にこなしたし、
もう一人は、少なくとも、パルメより高音域が上手に出る。
10日ほど前に、シクランの参加するブラスバンドと一緒に
地元のイベントでトランペットの人数合わせとして演奏したときも、
15歳くらいのよくしゃべる上手なトランぺッターのすごさを
見せつけられた。
一昨日には、トランペットのレッスンで、尊敬する先生
ノーベルトに、とことんコツを教わり、調子の悪くて最近出なかった
高音域が、再び出るようになった。練習の方法や、唇のトラブルの
解決策も聞いたので、またやる気がわいてきた。
今日のビッグバンドの練習では、サックスのソロが、二人で掛け合い
漫才のように上手に演奏していた。しかも、もろにアドリブ。
トランペットのソロも、いつもの人が欠席だったため、別の人が
急遽吹いたが、それもいつもの人に負けないくらい上手。
ああ、みんなすごい。本当にすごい。パルメも上手になりたい。
過去2年半のレッスンで、少しは上達したものの、レベルが違う。
時々きれいな音が出るようになったし、音域も広がった。でも、
まだまだ足りない。
あと、10年もしたら、ぐんと上手になっているかな。
とりあえず、50歳の時点で、ああなりたい、という目標が
なんとなく見えてきたような気がする。
70歳くらいまで吹き続けていられるかな。

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2015年1月 9日 (金)

ブルグミュラー

パルメが、ピアノの先生を初めて、もう3年になる。

最初は、ずっと一人しか生徒がいなかったが、この子は、当時
小さな女の子だったのに、今はもう6年生で、身長もパルメを
はるかに追い越し、少しずつおしゃな女性になってきている。
名前はカタリーナ。
カタリーナは、以前習っていた先生には、子供向けのつまらない
曲ばかりをさせられていたが、パルメの所で初めて与えられた
ブルグミュラーの25の練習曲が、とっても気に入ったらしく、
最初からとっても喜んでいた。両親も、祖父母も喜んでいたようだ。
(もう丸三年経つのに、この本が、まだ終わっていないけど…)
この本が、あと3ヶ月くらいで終わるだろう、という今になって、
彼女は、次にどんな本を与えられるかを気にしていた。パルメはもう
大体決めていたのだが、本人が、またブルグミュラーの別の曲集を
弾きたい、という。
日本では、25の練習曲は、誰もが手にする本なのだろうが、それ以外
ブルグミュラーの曲なんて、実はパルメは知らない。でも、たくさん
練習曲を作っている、ピアノ教育に熱心だったブルグミュラーの
ことだから、他にもあるはず、と思い、ネット上の無料の楽譜を
探してみたら、いいものが見つかった。18の練習曲、というものの
中には、レベルもちょうど良く、いい曲がたくさんある。
神聖ローマ帝国が解体する頃に、このレーゲンスブルクの町で生まれた
ブルグミュラー。この、カタリーナのおかげで、また、ブルグミュラーの
素敵な楽譜を見つけることが出来て、パルメはとっても嬉しかった。

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トントンがサックスで合奏に挑戦

今年になって、日本の家族とのスカイプを立て続けにした。

今まで長い事していなかったのに。
昨日は、子供に、ピアノやユーフォニアム、サックスを演奏
させた。そしたら、クリスマス頃から練習をさぼっていた
トントンも、また、サックスを楽しいと思ったようだ。
話は変わって、昨日は、シクランとトントンが毎週通っている
トランポリンの練習が、体育館の都合で、今週はキャンセルとなった。
この時間帯は、トントンのレベルで参加できる、吹奏楽の合奏が
いつも行われている。トントンも、参加したいところだが、
唯一のスポーツであるトランポリンをやめさせたくないので、
合奏参加を見合わせているのが現状。
シクランが、昨日、
「トランポリンの練習がないなら、トントンは合奏に行けるよ。」
と思いついて、教えてくれた。合奏の指揮者は、シクランのユーフォニアム
の先生で、たまたま合奏の時間の1時間前に、シクランは、
レッスンを控えていた。
なので、先生に許可をもらい、一度だけ、トントンを合奏に
参加させてもらう事にした。(パルメも同席させてもらうこともお願いした。)
この日の合奏の参加者は、フルート2名、クラリネット2名、と
トロンボーン1名。トロンボーンの子はトントンも知っている男の子。
それ以外は女の子。メンバーは、この他にももう一人のクラリネットと、
トランペットがもう一人いるらしい。
レベルは低いが、それでいい。その方がいい。
トントンも、迷惑をかけずに、一緒に楽しめるから。
そして、一人で味わえない楽しさを感じることが出来るから。
トントンも、一生懸命に言われるがままに演奏した。
合奏、としては、信じられないレベルの低さだが、トントンは
40分程度のこの時間をとっても楽しんだ。また、参加したい
気持ちが高まった。楽譜のコピーをもらったので、帰宅後にも
すぐに練習してみた。
すごい。トントンがこんなにサックスを楽しんでくれる。
とっても嬉しいが、その代わり、トランポリンを辞めたい気持ちが
高まるトントン。サッカーをしないトントンにとっての、
唯一のトランポリン。
本人は、やりたい事をやりたい。別にスポーツなんてしなくてもいい、
という。トントンは、土方で作り上げた、細いながらにもたくましい
筋肉の張った体をしている。スポーツをしなくても、山登りをさせれば
他の子供に負けていない、大人顔負けのスピードと忍耐力を持っている。
トランポリン、辞めてしまっても、いいのかなぁ。

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2014年12月23日 (火)

ビッグバンドの練習会場

今年最後のビッグバンドの練習に行ってみたものの、

集まった人数が10人程だったので、練習中止となった。
その代わり、1月から使用する練習会場を見学することとなった。
いつか引っ越すことは知っていたが、どこかは知らなかった。
それは、なんと1800年代の頭に神聖ローマ帝国宰相、
カール・フォン・ダールベルクが宮廷専属建築家である
エマニュエル・ヘリゴヤンに設計させたもの。
それは、神聖ローマ帝国の議会がレーゲンスブルクであった時代、
フランスの公使が住んでいた建物。
6本の石灰岩で出来た大きな柱が建物の正面にあり、そこを入ると、
中央に左右に分かれて階段がある。
右の階段は、段差が低く、17段、
左の階段は、段差が高く、13段。
右の階段は、貴族の女性達が大きなドレスを来て上る際にも
ゆったりエレガントに上れるように作られたものだろうか。
ここは、「音楽の家」として、レーゲンスブルクの警察が使っていた
建物を巨額の費用をかけて改築したもので、辛うじて完成したばかり。
音が外に漏れないように天井にも防音設備が取り付けられているが、
非常に天井が低く、圧迫される感がある。
正面玄関すぐの階段以外は、階段も、オリジナルの壁を傷つけないよう
にか、3階まで、壁と接触しないスタイルの階段がついている。
床は200年来のもの。
木目で細かいモザイクのような模様になっていたりする。とても
手の凝ったいかにも高そうなもの。現代では、こんな細かな細工は
とても金銭的に手の届かないもの。
1月から、こんな素敵な建物で音楽を出来るなんて。
ビッグバンドの練習そのものだけでもとっても楽しいのに。
これが、レーゲンスブルクで生活をする中での贅沢の一つなのかも
しれない。

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