勉強中

2012年1月14日 (土)

仕事の見通し

観光ガイドを初めてから、もう5ヶ月半経ちました。

今は冬のオフシーズンですが、なぜか、1月2月は、夏のシーズン中よりもたくさんの仕事をもらっています。ありがたいですが、今年の夏は、1ヶ月、帰国したいのに、大丈夫かちょっと心配。

たくさん勉強したいことはありますが、それは、今後20年間続く課題だと思います。

今は、基本的な事を抑え、ガイドの内容の向上よりは、臨機応変な対応のための知識を増やすことの方が私にとっての課題であり、また、現時点での課題としては、寒さ対策でもあります。

冬はやはり寒いので、2時間半も町中でたくさん突っ立っていると、何を来ていても寒い、寒い。これでもか、これでもか、と服を着込んでいても…。本当に寒い日は、口回りも寒さでこわばり、舌をかむ事も多いです。

でも、楽しい。色々工夫しながらやっています。初めてこの町に来る、お客さんの立場に立って。

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2011年12月17日 (土)

ゲーテとレーゲンスブルク

レーゲンスブルクで観光案内するときに、お客さんは何を知りたいかな、と思うと、知っている事と関連すること、歴史上有名な人物とレーゲンスブルクとの関係、なんじゃないかな、とたどり着く。

もちろんそれをメインに押し出す必要はないが、雑学として、パルメ自身が知識を持っている事はとっても良い事だと思う。そもそも持っている知識の1パーセントしか語れないと思え、とガイドの先輩には言われている。

元々興味のあった有名な人物、ゲーテについて、今日はネット上で、いい資料を見付けた。興味があったといっても、あくまで、レーゲンスブルクとの関わり、という意味での事。おかげでも、もう夜中3時をまわってしまった。

日本におけるゲーテ研究の第一人者である、上智大学の名誉教授である木村直治氏の原稿を見付けたのだ。ご本人とも数言、言葉を交わした事があるが(レーゲンスブルク大学の客員教授ということで)、当時はパルメがこの町に来てすぐの事、どんなに立派な先生かも知らなかった。

私がガイドとなるために勉強した細々とした歴史的断片的情報と、ゲーテを通じて一つのストーリーを書き上げたもので、本当に興味深かった。

レーゲンスブルクの旧市街に、ゲーテが「イタリア紀行」の元となる日記を書いたときに宿泊した旅館があるが、そこを通るときに、お客さんに、ゲーテが宿泊した場所ですよ、とさりげなく話すようにしていたが、今日読んだことをまとめると、もう少し正確に説明が出来るし、いちいち言わないまでも、その背景が、自分の中では、随分まとまって見えて来た。

う〜ん、今日も面白いことが勉強できて、良かった。めでたし、めでたし。

本当は、違う仕事をしたかったのだが、それはそれで良しとしましょう。

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2011年10月24日 (月)

観光ガイドをするための知識

今日は、秋晴れのいい天気。
家族で、友達一家と一緒に自然散策をした。
というか、目的は、私が日本人観光客を、いつか案内することになるであろう
バイエルン州で一番古い修道院。

ここから35kmほど離れたところだが、ちょっとしたドライブと
自然保護地区、秋の葉っぱの色、ドナウの流れ、小さな船での川下り、
などたくさんの魅力にあふれている地域。

書物を読むだけでは、絶対にガイドなんて出来ないので、
今までなかなか行くチャンスがなくて、というか
何度か行ったことはあるが、ガイドをする、という目で見たことが
なかったので、
今シーズンは、結局そういう仕事を積極的に受け入れることが
出来る状態ではなかったし、たまたま、そういう仕事に当たらなかった。

が、今日、下見をしたので、あとは、勉強を掘り下げるのみ。
お客さんと一緒に移動する際には、それはそれは、大切な会話。
目的地と関わりのある、雑学が必要になる。

今日は、帰り道、ちょっと遠回りをして、カクタ君が、車窓から
たくさん解説をしてくれた。こういうとき、地質に詳しいカクタ君は、
とってもありがたい先生。地質を勉強するということは、植物学、
生物学を含め、総合的な勉強をたくさんするようで、知識の幅が
とっても広い。もちろん化学なども…。

そこで、石灰岩の話や、ビーバーの話など、私が雑学として
知っておくと、会話がはずむと思われることに、いくつか出会った。

ガイドの仕事をする、ということは、本当に奥が深い。

今までは、旧市街のみだけだったが、新米ガイドの私でも、勝手にしゃべらせれば
2時間のみでなく、3時間でも4時間でも、話せるくらいの勢いはある。
ただ、質問されたことに、的確にいつも答えられるとは限らない。

のどが乾いたのですが、お水はどこで買えますか。
暖かい物が欲しいのですが、コーヒーは飲めません。
ドナウで釣れる魚はどんなものがありますか。
あのモニュメントは何ですか。
などなど、困らせる質問もあります。
でも、その度に、色々調べて、一つ一つの知識が増える。

お城の通訳、帝国議会ホールの通訳、などなど、一つ一つの経験を積んで、
少しずつ経験豊富なガイドへとなっていく。
先日は、急な仕事が入り、ベッドに入ったのは朝6時と、
大学受験なみの勢いだった(笑)

でも、本当に、一つ一つの新しい知識を得ていくことが、
楽しくてたまらない。その知識は、結局知っていてもどうにもならない
ことかもしれないけれど。

石灰岩が水に溶ける事も、今日知った。鍾乳洞は、石灰岩に出来ることも
初めて知った。
風化しやすいサンドストーンでも、天然のロッククライミング場が
あることも、ビーバーは迷惑な動物かと思っていたら、保護されていた
時代もあることも。シルクハットは、もともとビーバーの皮から
作られていたことも。

そして、今日、お目当ての修道院を歩いて、この季節、落ち葉で滑りやすい
石の階段などにも注目できた。

今日は、とってもたくさんの面白い勉強ができた一日でした。

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2011年9月 1日 (木)

お城の通訳

1週間前に仕事をもらった。
駆け出しガイドなので、まだ、お城についての勉強はしていなかったし、
指定された日は誕生日なので、仕事なんか、そもそも入れたくなかった。

が、せっかくだから、この仕事を受けよう。
(私に仕事をくれる)観光局も困っているだろうし。
1週間あれば、なんとかなる…。
2時間の仕事、往復と、開始前の待ち時間(ぎりぎり到着はタブー)を
入れて、3時間のことだし、お城は、パルメもまだ行った事がないので
良い機会だ、と思った。

このお城は、旧市街のはずれにある、いまでも侯爵が住むもので、部屋数
500を越す、ロンドンのバッキンガム宮殿よりも大きな物。
市のガイドである私は、名札提示で無料でツアーガイドに参加できる。

ネットで二晩調べまくって勉強した後、先週金曜日、ガイドツアーに
参加した。

な、なんと、旧市街のガイドとなるために通ったあの5ヶ月の間、一緒に
勉強した仲間のイザベルが、そのガイドさんだった。そして、良かったら、
改めてプライベートのガイドをしてあげるよ、とのこと。

90分のガイドツアーに参加している間、たくさんメモを取った。
彼女の話術と、知識の深さに関心した。
以前、歴史博物館に勉強しに行ったときも、偶然ガイドとして仕事して
いた。ガイドっぽいことをしているのは、なんとなく知っていたけど、
あのときも驚いた。そして、この日も、まさか、お城でもガイドしている
なんて、と驚いた。

私が町に下見にいったり、仕事ででかけたりする度、どこかで彼女に出会う。
一緒に勉強したガイド仲間に、ときどき会うが、なぜかイザベルとは何度も
会う。

この日、まだ決まっていなかった、31日(仕事当日)のガイドを、
私の目の前で、仕事を引き受けてくれた。そして、その前日、プライベートに
ガイドしてくれる事を約束してくれた。

なので、この1週間という時間に2回もお城を見て、仕事を入れたら3回も
お城に足を踏み入れることになる。イザベルは、プライベートでも2時間も
ガイドをしてくれた。とっても親切に教えてくれた。パルメの知らないこと、
理解できないこと、質問したら、面倒くさがらずに教えてくれた。本当に
神様みたいな存在だった。

そして、もっと驚いたことに、このお城のガイドの仕事も、まだ始めて1年にも
ならないことに、二度驚いた。あの知識の豊富さ、メリハリの利いた、
聞く人を引きつける話術…。

当日の仕事は、お客さんのミュンヘンからホテルの到着が遅れたために、
お城のガイドも30分遅らせるハプニングがあったが、間に立つ観光局が
携帯電話にタイムリーに連絡を入れてくれた。

仕事前日も、困った事はない?と、観光局の担当者が、メールをくれた。
結構ちゃんと面倒をみてくれているんだな、と観光局の仕事ぶりに、いい
印象も受けた。

通訳、という、私の苦手な分野ではあったけど、下準備がしっかり出来て
いたので、イザベルの誘導で、適当に私が説明する、という感じで、
やり易かった。それに、何より、相手が友達のような存在だから、
本当に心強かった。
お客さんの到着待ちのとき緊張していたが、到着遅れのおかげで、
少し落ち着き、結果オーライ。

めでたし、めでたし。

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2011年7月31日 (日)

ほい、また仕事

パルメは、朝9時に、ガイドの仕事が急遽入っていたので、
2回目の仕事日となった。

この仕事は、お客さん相手の個人商売みたいなもので、
原稿を作って棒読みでは行けないことを、体感した。

そもそも、原稿なんて作らないけれど、初日と違う反応で、
ちょっとやりにくかった。

初日は、お客さんが、工学の知識を生かして、建築物を見ながら
度々コメントをされたりしていたが、今回は、2人の若い男性、
双方向の会話というよりは、より、パルメのしゃべりにかかって
いたので、同じ仕事でも、実際は、同じではなかった。

二日おいて、また3つ目の仕事が待っている。
次は、大学生の団体さん相手。いよいよ、本番、という感じもする…。

今後は、ブログ内での個別の仕事については、コメント控え、
あとは、パルメなりに頑張り、そのうち、まとめて報告することにします。

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2011年7月29日 (金)

初仕事終了

そうこういう私も、やっと初仕事を終えた。
1対1の観光ガイドで、ホテルピックアップの、一般的な市内観光。
準備万端ではなかったものの、
聞く側に分かり易いように…ということを意識してやってみた。
宿泊先のホテルが、歴史或る建物だっただけに、そこの説明から初めて、
ほぼ言いたいことが言えたと思う。

そりゃあ、改善すべきことは、いくつかあったけれど、
思っていたより、時間一杯話すことが出来、お客さんが、感想を度々
口にしてくれる方だったので、会話としてもうまく回ったと思う。

明日は、二回目の仕事で、またお客さんと1対1。昨日もらった仕事だが、
せっかくなので、立て続けに頑張って、感覚をつかめるように出来る
のなら、悪い話ではない。

今日の反省を含め、明日は、もう一歩いいガイドが出来るといいな。

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2011年7月 2日 (土)

予約第一号

観光ガイドの試験に合格したのが5月のこと。
その後、書類手続きを今週水曜日の午前中に終え、金曜日の今日、
仕事第一号を受けました。

お客さんは、たった1人というのが初仕事、
2つ目の仕事は、大学生の夏期コース参加者25名です。

8月に予定している1週間のスイス旅行がなければ、あと2つ
飛び込んで来るところだっただけに、残念。

仕事に或る程度慣れるまでは、立て続けにいくつか仕事をもらわないと
勉強できないと思うので、試練ではあるが、積極的に仕事を受けれる
体制にしたいと思っています。

試験合格後、ずっと勉強をさぼっていたので、頭の中身は空白が
一杯。今から、また復習しなくてはいけません。

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2011年5月23日 (月)

日本人の団体旅行に同行して

今日、レーゲンスブルクに6人の旅行客と添乗員が来たのに、
同行させてもらう事が出来た。

一緒に歩くだけだが、先輩ガイドさんの、旅行客や添乗員さんに
対する心遣いや、服装、話し方、話す内容、物事のタイミング等々、
全てが勉強。

今まで詰め込んだ知識だけでは、どうにもならないというか、
それを単に話すだけでは、旅行客の心に届く内容とならないことが
よく分かった。

この仕事を楽しくするための薬も、一つ見つかった。

ガイドの先輩達(国籍を超えて)と、仲良くすること。仕事中に出会って交わす
ほんの一言、二言が、とっても素敵に見えた。
町中で、知り合いに出会ったら、嬉しくなるのと一緒な感覚。

今後、一緒に先輩達と、教育を受ける場面も何度もあるから、
そういった機会に、自分から積極的に出かけることが
その薬の効果を上げるために、欠かせないと思う。

大まかな事から、細かなことまで、今後自分が何を準備していくべきか、
少し検討がついたので、今日は、成果、大有りでした。sun

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2011年5月16日 (月)

ガイド試験合格!

2010年12月より、週2〜3回くらい、通い続けた、ガイドの勉強、
やっと、一区切りつきました。
先日行われた筆記試験と、昨日の実践の結果、念願の「合格通知」を
獲得しました。happy02

授業に参加するためには、もちろん旦那と義母の協力をたっくさん受けて、
子どもたちのたくさんの我慢もあってのこと。
なんとしても、合格しないといけなかったのです。

気付かないうちに、たくさんのことを学び、
本当にいい勉強をさせてもらいました。

これは、まだ、スタートラインに立ったことを意味するんだけど、
とりあえず、めでたし、めでたし。

今日は、まず、家の片付けと、子供の相手をたくさんしてあげることが
目標。それがほどほどに出来たら、今度は、今までたまっていた
家庭の事務的な仕事などをこなさなければ。

今年の6月からでも、実は仕事をさせてもらえる可能性があるのだけれども、
そのときは、世界遺産都市、レーゲンスブルク市の
観光局の名札をつけてのこと。それって、とっても名誉な事だと思う。
(もちろん、良くないガイドはその中にもたくさんいるんだろうけど…)

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2011年1月16日 (日)

1日中講義

今まで、ツアーガイドのセミナーで、
歴史の勉強ばかりだったが、今日は初めて
コミュニケーションとか、ツアーガイドが期待されている事、
何をし、何をしたらいけないか、というテクニック的なことを勉強する
講義だった。

当たり前のことばかりだけれども、こういうことに時間をとって、
一緒になって考え、発表していくことは、とてもいい勉強だった。

メモをとるような内容はとても少ない。
だって、考えてみたら、当たり前のことばかりなんだもの。

でも、退屈しない講義。…それは、講義をしてくれる先生の質が高いから
だと思う。

ほんのちょっと、外にも出た。実践しながら説明するため。
広場に立つときの立ち位置や、気をつける事、こういうトラブルには
どうやって対処するか、などなど。
生徒が次々と質問しても、動じずに、上手に回答が戻ってくる。

昨日は、近世についての講義だったが、それは、外を歩き回りながら
現物をみてのもの。それも良かった。2時間、寒く、小雨がちらつく中
だったが、内容の濃いもの。知らなかった事実、知っていた事と結びつく
事実が盛りだくさん。家に帰って、もうちょっと調べてみたくなるような
内容。

このレーゲンスブルクという町が、歴史上どんなに大事だったか、
今あるこの姿が、どれだけ価値があるかが、どんどんわかってくる。

今月末には、私達も、外で実践する日があるので、少しずつ準備をしなくては
いけないらしい…。

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